薪ストーブ

薪ストーブ炉内と煙突の掃除【プロの方法】

煙突掃除

薪ストーブのメンテナンスで必須となるのが煙突掃除。

今回プロにその方法を教えていただきました。

この記事では薪ストーブ内部と煙突の掃除の方法とポイントを記載しています。

なので初心者でも煙突掃除の方法が理解できるようになります。

今回清掃した薪ストーブの機種はmorso(モルソー)7140CBです。内部の部品もバラしてますので参考になると思います。

どうぞあなたの薪ストーブライフに活かしてやって下さい!

薪ストーブ炉内と煙突の掃除【プロの方法】

まず大前提として屋根に安全に登って作業出来るのか?これが問題なく可能であれば、あとは必要な道具があれば煙突掃除は可能でしょう。

ではさっそく掃除の方法です。

ストーブ周囲の養生

ストーブ炉内パーツの取り外しと清掃

掃除機で吸いながら、丁寧にブラシで掃除されてます。

内部の外せる部材は外していきます。

①底の鉄板を外して、溜まった灰を除去します。

②上部左側のボルトで留めてある金具(2箇所)を外し2本のパイプを取り外します。

③パイプで支えていた上部の鉄板とその上に乗っている白いスポンジ状の物を取り外す。

④さらにその上にあるバーミキュライトを2箇所のステーを取って、取り外す。

(この後、煙突の煤掃除をして左右と後面のバーミキュライトの取り外し、清掃をされました。)

ストーブ上部

上部の部材を取り外した状態。煙突の入り口が見えます。

煙突の入り口に横一文字にバーみたいなものがあります。煙突上部からオモリ(鉄球)付きのブラシで掃除するときに勢いよく下におろしてしまうと、このバーが破損する可能性があります!

このバーに軽くコツコツ当たるくらいでゴシゴシしていくそうです。

煙突内部、煙突トップ部材の清掃

煙突トップ

バンドを外し、煙突のトップ部材を回して取り外す。

内部に煤が付いているのであたりに撒き散らさないようにビニールで包んで外す。

下に降りて、トップ内部の煤は清掃。

煙突掃除

鉄球付きのブラシ(チムニーボール)です。

これにロープをつけて、鉄球の重さで煙突内をゴシゴシして煤をコサギ落とします。

ストーブ内部のパーツを再装着

薪ストーブパーツ

ストーブの外側の清掃

最後にストーブ周りの掃除をして終了。

使用した道具

・養生マット 

・煤を入れる袋

・掃除機

・煙突内部用ブラシ(チムニーボール)

・ストーブ内部やパーツ用ブラシ

煙突掃除の意外と重要なポイント!

・煙突根元の周囲の瓦は割れやすいので踏まない

・バンドは煙突に当たると塗装が剥がれてしまうので当たらないようにする

・パーツは煤が散らないようにできるだけビニールで包んで外で清掃する。

なぜ煙突掃除は必要なのか?

薪ストーブの煙突掃除は業者さんが言うには年に1回はしたほうが良いそうです。

煙突内に煤が徐々にこびり付き、煙突内部が狭くなってしまいます。

特に不完全燃焼で煤やタールが多いと、より煤がこびりついて詰まりやすくなります。

煙突が詰まるということは、熱気が外に抜けることができないので薪ストーブの中では燃えない、使えない状態になります。

煙突から熱気が外に抜けて行くことでドラフト(空気の温度差によって自然に生まれる気流にこと)が発生する。ドラフトが強いほど、ストーブ内への空気の供給量が増えて薪が燃えやすくなります。

最悪煙道火災にもつながるので煙突掃除は安全な薪ストーブライフには必須です。

煙突掃除は業者に依頼すると料金はいくら?

私は薪ストーブの購入と設置も同じ業者さんにしてもらっているので煙突掃除の料金は15000円でした。

それ以外のお客さんは20000円とのこと。

屋根に上がる危険等や、道具も必要なのでこの料金は仕方ないと思いますが、なかなかの出費ですよね。

そんなに時間もかからないので、できれば自分でやりたいとこです。

灰や煤は再利用もできる!

まずストーブを焚くたびに出る灰なのですが、我が家では家庭菜園の土にまいてます。植物灰自体はアルカリ性であるため、酸性土壌の中和に活用できます。

日本は雨が多いため、土壌が酸性に傾きやすい。多くの野菜は弱酸性の土壌を好むため、石灰等を使ってpHの調整をするのですが、その代わりに薪ストーブの灰を活用しています。

煙突掃除で多量の煤が出ます。煤はこれまで捨ててましたが、防虫効果のある塗料を作るのに活用できるようです。木材等に塗って使うと古民家にある木の部材のような黒い色になるそうです。

薪ストーブは資源を無駄なく使えるところがいいですよね!

まとめ

我が家は平家建てで緩やかな傾斜の屋根ですが、上がってみて少し怖かったです。特にハシゴの乗り降りが緊張します。

2階建てや、傾斜がキツい屋根では十分に注意が必要です。安全第一。

怪我をしてしまっては元も子もないので、厳しい場合は業者さんに依頼したほうが確実にメンテナンスしてもらえますよ!